Last updated: 3月 6, 2024
尿管結石による痛みは、私たちの身体で最も酷い痛みになる疾患の1つであると考えられています。脇腹の痛み(側腹痛)は尿管内で結石が詰まると、瞬時に突然起こります。尿管は長さが25cmの細い管の臓器で、腎臓から膀胱に尿を運ぶ役割を担います。尿管は直径約4mmのため4mm以上相当の結石の場合は、尿管を閉塞させ症状が発症する恐れがあります。

痛みが生じる場所は、尿管結石がどの辺りにあるのかを大まかに推測する上で重要となります。例えば、
- 睾丸部に痛みが拡がる側腹痛の場合 — 尿管の中間部に閉塞があると推測
- 鼠径部(太腿の付け根) に痛みが拡がる側腹痛の場合 — 尿管の下方部に閉塞があると推測

まずここで理解していただきたいのが、尿管結石は腎臓結石の一種であり、腎臓結石が腎盂内を縦横無尽に漂い、尿管に流れ出て下に落ちてくることで尿管結石となります。運が良ければ痛みや違和感を伴うことなく、結石は自然と排尿時に尿と一緒に出ていきますが、運が悪ければ尿管結石が多大な痛みをもたらすことになります。常に痛みは突然始まり、痛みを感じ始めてから1-2時間後が痛みのピークとなります。
尿管結石が詰まりやすい3カ所
- 腎臓と尿管間の移行部
- 尿管の中間部
- 尿管と膀胱間の移行部-ここが最も狭い箇所

尿管結石による痛み最も標準的な検査手法は、非造影剤使用のCT検査による画像検査となり、様々な情報を私たちに提供してくれます。
- 結石の位置
- 結石の大きさ
- 閉塞の重症度-尿管浮腫や腎臓損傷の影響の有無は?
- 結石の硬さ-治療の選択肢の考慮
しかしここで、「超音波検査や単純撮影(レントゲン)検査は、なぜ使用しないのか?」という疑問が湧いてくるかと思います。確かに両方の検査はスクリーニング検査手法としては良いのですが、何か治療/手術などが必要となる症例については、診断手段として使用するには正確性に欠けるからです。
次に、尿管結石による痛みが現れている間の初期の自己管理について説明します。
- 抗炎症薬-この薬は尿管結石による痛みで苦しんでいる方の第一選択の治療法となります。 痛みの緩和だけでなく、詰まっている尿管部の圧力を部分的に減少させる効果があります。 ここで重要なのが、服用に際してこの薬(抗炎症薬)へのアレルギーが無いこと、また腎臓機能 障害の治療歴が無いことが前提となります。そのためこの薬が禁忌である場合は、アセトア ミノフェンが唯一推奨できる薬となります。
- たっぷりの水を飲む-ビックリすることに、たっぷりの水を飲むという単純なことで尿管結 石による痛みのリスクを減少することが可能です。理由としては、尿管結石の痛みを伴う患 者さんは嘔吐や食欲不振などにより脱水症に陥り、これにより結石が尿管で動かなくなり痛 みが長引く傾向が多いためです。アメリカや欧米圏からの国際ガイドライン全てにも、急性 尿管結石の患者さんへの水分補給を推奨されています。

結石による痛みの自己管理としての初期提言にすぎませんので、結石が自然と排出するという100%の保証ではありません。万が一にもこの問題に直面されてしまった場合の最適な解決法は、直ちに救急医療を受診し治療を受けることです。どうぞお大事に!
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に関するトピック 腎臓結石
Medically written & reviewed by: Dr. Soarawee Weerasopone (Dr. Pom) — Board-Certified Urologist, Bangkok Hospital Headquarters. International Fellow: Baylor College of Medicine (USA) · Juntendo University (Japan) · Chang Gung Memorial Hospital (Taiwan).

Dr. Soarawee Weerasopone (Dr. Pom) is a board-certified urologist at Bangkok Hospital Headquarters, specializing in Men’s Health, Robotic Surgery (Da Vinci System), and Kidney Stone treatment. He has completed international fellowships at Baylor College of Medicine (USA), Juntendo University Hospital (Japan), and Chang Gung Memorial Hospital (Taiwan). All medical content on this site is written and reviewed by Dr. Soarawee based on his clinical experience and international training.





